ワインのコルク栓

アイスワインや貴腐ワインといった
何十年もの長期保存を前提として作られたワインでは、
コルクの質もワインの品質に影響します。

コルクは18世紀後半になって、
シャンパンを運送するのに都合がいいところから使われ始めました。
それまでは油につけられ麻が巻いただけの木の栓が使われていました。

ところがこの栓だと、炭酸の入ったシャンパンや
スパークリングワイン等の運送に向いていないことから
コルクが本格的に使われるようになったのです。

コルクはコルク樫の樹皮から作られます。
コルクの生産で第一位はポルトガルです。
コルクの平均的な大きさは38mmから60mmです。

瓶の直径よりも大きなものが機械で圧迫されてワイン瓶にはめられます。
飲む際にコルクを抜くにはコルク抜きを使います。
コルクには天然のコルクと、プラスチックで作ってあるコルクがあります。

天然のコルクだと、抜く際に壊れることがあります。
また、プラスチックのコルクは抜くのが難しいことがあります。
また、天然のコルクで閉められたワインの瓶では、

たまにワインにコルクの味がつくことがあります。
これは、コルクを抜いてワインを試してみるまで分かりませんので、
いい高いワインなどを買った場合にはさて楽しみに飲みましょう
という時点でコルク味があった場合には捨てるしかありませんので、
とても残念なことです。

このコルク味がするという表現はヨーロッパではよく聞かれます。
レストラン等では、ワインを注文しておいしくなかった場合や
コルクが入っていた場合には交換させます。

このコルク味はペンタクロロフェノールという
農薬で消毒された木を使って作られたコルクが栓をした
ワインとの接触で常に湿っていることにより繁殖した
2,4,6-トリクロロアニソール菌から来ています。

衛生上に適当ではない状態で使用された天然コルクに繁殖するのです。
このコルク味はワインの値段や評判等とは関係ありません。
コルクの代用として、ガラスの栓、プラスチックコルク、
金属のスクリューキャップ等があります。

ガラスの栓は高級なワインだけに使用されます。
コルクほど密閉しないのが弱点です。
プラスチックは時間と共に溶けていきますので、
生産されてから長い間の保存には向いていません。

スクリューキャップは簡単で安いので流行っていますが、
どうしても安っぽいイメージはぬぐえません。

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