フルモン(Furmint)種

 

フルモン(Furmint)は
白ブドウの種類で、
起源は分かっていません。

貴腐ワインのブドウとして
世界的に有名な種類です。

 

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この種類は実の成長が早いですが、
成熟して甘くなるのはやや遅いです。

そのため寒気に敏感で、気候に多大に左右されます。
ハンガリーではこの種は10月の終わりに収穫されます。
葉も実も大きく、おおかた茶色のシミがついたような模様をしています。

貴腐菌やウドンコカビ目という寄生虫菌が繁殖しやすい種類です。
土壌にはあまり影響されません。

フルモンは1998年から栽培が始まり、
総生産の5分の4がハンガリーで占められています。
ハンガリーでは3500ヘクト-ル以上もの栽培面積を占めます。

最も規模の大きい栽培は、有名なトカヤ(Tokajers)という
ワインが作られるトカヤワイン栽培地方(Tokajer)で行われています。

トカヤに次いでフルモンが栽培されているのは、
ルーマニア、クロアチア、モルダビア、ウクライナ(クリム)です。

最近ではスロベニアのルッテンベルグ、オーストリアのルスト、
南アフリカ、アルジェリア等です。
ドイツやスイスではこの種はほとんど栽培されていません。

ハンガリーでは1969年から1990年にかけて、
フルモンの栽培は倍以上にも増えました。
トカヤ地方では、以前から辛味から若干甘い白ワインが作られていました。

伝統的な栽培法で、長い期間保存できる
気品と香り高い強い辛味の白ワインが主流でしたが、
1990年代からワイン工法がめざましく発達を遂げ、
トカヤの白ワインが現在の甘い貴腐ワインの頂点に立つことになったのです。

こうして出来上がった貴腐ワインは濃厚で且つ酸味が強く、
香りはどこかはちみつとカモミールを思わせるものです。
この味と香りの組み合わせが独特なフルモンの特徴を作り出しています。

色は鮮明な黄金色で、アルコール度は13%以上にもなります。
トカヤワインはハンガリーでは3等級に分けられています。

このうち最高級のものだけが輸出用にされます。
最高のトカヤワインだけが世界で賞味されているのです。

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