ワインの当たり年(製造年)

 

ワインを語る際には、
ブドウの種類や産地の他に
製造年が大切になります。

史上に残る最古のワインは、
ローマ帝国時代の紀元前121年に

イタリアで作られていたという
ファレルネルワイン(Falerner)です。

 

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「製造年」がなぜ大切なのかというと、
「製造年」ごとに気象パターンが変わるからです。
ワイン製造において重要な気象パターンの要因は以下の通りです。

-萌芽からブドウが健康に成長をし、
 寒気が遅くなることにより剪定までの時間が長い。
-適温で日照量が多い。
-適度な降雨。
-選定の際に安定して乾燥した天気が続く。

剪定は遅ければいいというわけではなく、
開花から選定までは100日間というのが
一般的な決まりになっています。

有名な年代をいくつかの国別にみてみましょう。

ドイツのリースリング種の白ワインでは、
1999年、2001年、2005年、2007年、2009年が
最高の品質であったとされています。

赤ワインに関しては、
2003年ものが格別の味であるとされています。

20世紀のドイツワインで有名な年は、
1911年、1921年、1959年、1971年、1975年です。

フランスのボルドー地方では、
2005年と2006年はワインの出来が素晴らしかったとされています。

この評価はもちろん満場一致でされるわけではなく、
議論や批判もありますが気象パターンから見てみても
ブドウの成長に最適であった年であると判断できます。

貴腐ワインのメッカであるソ-テルヌでは
2001年が最高の年であったとされ、
この年の貴腐ワインはお値段も高くなっています。

同じくフランスのブルゴーニュ地方では、
赤ワインは1990年、1999年、2005年、2009年が
格別な年であったとされています。

白ワインでは
1989年、1992年、1996年、2004年、2007年が
高く評価されています。

イタリアのトスカーナ地方では、
キャンティワインが製造されています。

キャンティは比較的庶民的な軽い味の赤ワインです。
このキャンティでは、1999年、 2001年、2006年、2009年が
よい年であったとされています。

キャンティに対して、同じ赤ワインでもバロ-ロはピエモンテ州で作られ、
しっかりとしたコクのあるアルコール度も少々高めになっている高級ワインです。

こちらでは、1980年ものの右に出る年は無いとされ、
それに続いてよかった年は、
1996年、1997年、1998年、1999年、2004年、2006年、2009年とされています。

スペインのリオハワインでは、
1994年、1995年、2001年、2004年、2010年、2011年が
最高の出来であったとされ、

特に1994年は100年に一回の格別の年であったとされています。

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