ドイツの貴腐ワイン

 

ドイツのモーゼル地方の
貴腐ワインについて、

少し詳しく触れましょう。

ドイツの貴腐ワインを知るには、
まず最初に把握しなければいけない
概念があります。

 

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カビネット(Kabinett)シュペートレーゼ (Spätlese)
アウスレーゼ (Auslese)ベーレンアウスレーゼ(Beerenauslese)
トロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese)
そしてアイスワイン(Eiswein)です。

これらはドイツの法律で決められたワインの等級を意味します。

この等級は、ブドウの種類、成熟度、
ワインの味の調和と気品等の要素によって決定されます。

また、ここで等級されるワインには、
砂糖が加えていないという前提があります。

カビネットは成熟したブドウから作られた軽いワインで、
アルコール度も低いです。

シュペートレーゼは成熟した高貴なワインで、
若干遅く収穫されたブドウを使ったものです。

アウスレーゼは完熟したブドウだけが収穫され、
成熟度が足りないブドウは別けられます。

ベーレンアウスレーゼは一言で言って秋の終わりの収穫
(英語でLate harvest wine)のことで、
貴腐菌がついているブドウで作られたワインを指し、
BAと格付けされます。

トロッケンベーレンアウスレーゼも貴腐ワインを指し、
ブドウが乾いてレーズンと似た姿になったブドウを使った
ワインのことでTBAと格付けされます。

最後のアイスワインは貴腐ワインには属しませんが、
簡単な特徴として挙げられるのが、マイナス7度になって
初めて収穫されたブドウで作られたワインで甘味も強いです。

このアイスワインは温度が大切なので、
毎年生産されるわけではありません。

以上上げたワインの等級ですが、
この中で貴腐ワインと関係するのはベーレンアウスレーゼと
トロッケンベーレンアウスレーゼです。

前者はエクスレ度(° Oe:ワインの糖分若しくはアルコール度の単位)で
125度(アルコール度17,7%)、後者は150度(アルコール度21,5%)と
指定されています。

このトロッケンベーレンアウスレーゼに指定された貴腐ワインは、
そのアルコール度の高さから、何十年も保存可能とワインのラベルに
書いてあるものもあります。

非常に希少価値があるので、
一本が何十万円もするものもあります。

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