リースリング種(ブドウの種類)

 

リースリングは白ブドウの種類で、
ワイン生産においては最も重要な
ブドウの一種です。

ドイツを始め、世界各国の
寒冷地でも問題なく成長します。

ドイツではブドウの成長に好都合な地方は
ほぼ全域リースリング種が栽培されています。

 

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北部の栽培地域に当たるモーゼル渓谷や中ライン渓谷では、
ブドウが急な傾斜面に栽培されています。

こうすることにより、寒冷地での少ない日射量を出来るだけ
最大限に生かす工夫がされているのです。
寒冷地でのリースリング栽培は決して容易ではありません。

平均気温が低く日射量が少ないために、
成熟が遅くなるのです。しかしながら、
過酷な気候に順応したブドウの栽培が工夫され、

ドイツを例に取れば、ブドウ畑をモーゼル川、ザール川、
ルーバー川、マイン川等の河川に沿って作ることにより、
水分の確保、

日射の水面反射による最大利用等の昔からの知恵が
今でも受け継がれています。

近年地球上の温暖化により、伝統のリースリング栽培方法は
改良されていかなければならないのではないかとの意見も多くなりました。

リースリング種は基本的に、高温や強い日射には敏感なブドウなのです。
ブドウの実の色は、薄い黄色から緑がかっています。酸度が高いために、
出来たワインの味は軽いフルーティーなものがほとんどです。

また、長期間の保存(5-10年)に適しています。
リースリング種では甘いワインの生産も多くされています。

最も高級で品のある甘いワインとは、
アイスワインと貴腐ワインであると言われています。

両者とも特徴は蜂蜜を思い出す香りと
色々な種類のフルーツの爽やかな酸味です。
非常に上品な甘さがあります。

ドイツのワインの等級であるTrockenbeerenauslese
(トロッケンベーレンアウスレ-ゼ)
に分類された希少な貴腐ワインなどは、

オークションなどで一本が破格な値段で取引されています。
その他、リースリング種ではスパークリングワイン等の発泡酒も多く作られます。

ところでリースリング種の酸味ですが、
リースリングワインを飲んだ瞬間、
りんごの香りを思わせることがよくあります。

ワインは製造の工程でワイン酸、乳酸、リンゴ酸が発生しますが、
リースリング種においてはこのうちリンゴ酸の配分が
他のものと比べて高くなっています。

そのためにリンゴの風味が強く感じられるのです。

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