トラミーナー種(ブドウの種類)

 

トラミーナー種(Traminer)の
ブドウは皮が若干赤く、

身は黄色がかった白色で
白ワインの基になります。

トラミーナー種で作られたワインは
黄色から黄金色をしている色の濃い
白ワインです。

 

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この種の起源は分かっていませんが、
中央ヨーロッパに古くから存在していた種類で、
11世紀には栽培されていたことは解明されています。

一説によると、東南ヨーロッパもしくはエジプトから
オーストリアやドイツに輸入されたと考えられています。
ドイツではこのブドウの栽培に関しての文献が16世紀以降から残されています。

このブドウの葉は小さく丸い形をしていて、
身は小ぶりで房に沢山ついています。
楕円形の身は皮が厚いです。

この種類は手がかかるものの一つで、
土壌や環境に多大に影響を受けます。
低温に対しては比較的に丈夫です。

土壌は深層で温かいものを好み、乾燥には敏感です。
近年はこの種類のファンリーフ病による多大な被害が問題になっています。

この病気は、ブドウの典型的なビールス性病気で、
この病気にかかったブドウは葉が黄色になり、実の味が落ちます。

耕作面が一度ファンリーフに汚染されると、
全ての土壌の改良が必要になり、
その後4-5年はブドウの栽培が不可能になります。

現在、このファンリーフ病に強い品種改良が研究されています。
トラミーナはフランスのアルザス地方、ドイツのバーデン地方、
ファルツ地方、ザクセン地方、オーストリアのクレヒ地方などで栽培されています。

アルザス地方では3000ヘクタール以上でバーデン地方では
約830ヘクタールが耕作面積として占められています。

以上に挙げた地方の他には、イタリア、南アフリカ、オーストラリア、
アメリカなどでも栽培されています。
トラミーナー種は、ヨーロッパではリースリングやソビニオンと並んで重要なものとされています。

ブドウの味ですが、非常にコクがあり、
香りの高い酸味の少ないブドウです。
甘いアーモンドと苦いオレンジを彷彿させるフルーティーな香りがあります。

これが貴腐菌を繁殖させて貴腐ワインとして出来上がると、
そのワインの味は高貴で香り高くバラが香る白ワインとも言われ、
飲む瞬間にバラの香りに加えて、マンゴ、杏、アーモンドの香りをも感じさせるほどの気品の高いものになります。

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